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Wikipedia:井戸端/subj/鳥山石燕の創作妖怪の扱いについて

鳥山石燕の創作妖怪の扱いについて[編集]

自分としてはカテゴリにまとめた上で、Category:水木しげるオリジナルの妖怪と同じくCategory:フィクションの妖怪に含めたほうが良いと考えますが、いかがでしょうか。とはいえ、2001/09/22 妖怪情報マガジン?妖怪王1にあるように、彼が創作した妖怪が実際の妖怪と伝承された例もあり微妙な点を残しているとは言えます。鳥山石燕の作品にある妖怪のうち、研究者から創作であると指摘されたものをカテゴリに含み、実際の伝承に取り込まれたものについてもカテゴリに含んだ上で、後代に取り込まれた旨を書くのはどうでしょうか。--波定 2008年11月10日 (月) 01:25 (UTC)[返信]

感想ですが。
たとえば水木しげるぬりかべが近代以前に伝承されていたものから採られたのかどうかについては諸説あります (ゲゲゲの鬼太郎の妖怪ハウスがピーター・ブリューゲル (だったとおもう) の絵から構図を採ったことが判明しているなど、水木の作品には単純に創作とも、伝承やほかの作家からの借用とも判定しがたいものがたくさん登場します)。水木でさえそうなのですから、近代以前の鳥山の作品などでは、伝承か創作かを決定するのはかなり困難なのではないでしょうか。
そういうわけでどちらかというと、妖怪のカテゴリわけでもフィクションかそうでないかの区別を廃したほうがよいのではないか (妖怪はみんなフィクションなのですし) とおもいます。Category:鳥山石燕の妖怪Category:水木しげるの妖怪を、Category:妖怪のサブカテゴリとしてつくるくらいでいいのではないでしょうか (ひとつの記事を複数のカテゴリに登録することもできるのですし)。 --Hatukanezumi 2008年11月14日 (金) 13:35 (UTC)[返信]
ご存知かもしれませんが、Category‐ノート:フィクションの神で「フィクションの」が何を指すかについて話し合ってます。デザインや絵を借用して、新しく設定を与えられたものは、使用元とは独立したキャラクターとみていいと思います。--波定 2008年11月19日 (水) 23:57 (UTC)[返信]
日本の妖怪の記事を多く書いているにもかかわらず、迂闊にもこの議論の気づくのが遅れてしまい、申し訳ありません。最終発言から半年以上も経って何を今さらと思われるかもしれませんが、以下、個人的な見解です。
妖怪研究家などの肩書きを持つ専門家が石燕の妖怪画を創作と指摘していることは多いですが、如何せん、本当に創作かどうかは石燕本人のみぞ知ることであり、現代では石燕以前の時代の古典資料にその妖怪の伝承がないことなどの理由から、創作であることを「推測」することしかできないでおります。専門書にも「この妖怪は石燕の創作物と思われる」などと言葉を濁して書いてあります(まれに「石燕の創作である」と言い切っているケースもあり、そのような断定した書き方はどうかと思う次第ですが……)。ですのでカテゴリ名としては「鳥山石燕の妖怪」程度に留めておき、カテゴリ内の解説で「専門家によって鳥山石燕の創作と指摘されている~」と補足するのが良いかなと思います。カテゴリ名は一考の余地があるかもですが、個人的には石燕の妖怪をこうしてカテゴリにまとめるのは「有り」ではないかと思っております。
なお、前述の理屈でいくと「水木しげるオリジナルの妖怪」というカテゴリ名も問題があるかもしれません(水木氏の創作妖怪も、専門家によっては『水木先生しか知らない何らかの古典資料に載っているのかもしれない』と見解している場合もありますので)。--逃亡者 2009年6月19日 (金) 20:20 (UTC)[返信]
特にご意見・反対意見などありませんでしたので、最初のご提案を横取りするようで恐縮ですが、ひとまずCategory:鳥山石燕の妖怪として新規にカテゴリを作成してみました。--逃亡者 2009年6月26日 (金) 23:02 (UTC)[返信]