FALL/フォール

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FALL/フォール
Fall
監督 スコット・マン英語版
脚本 ジョナサン・フランク
スコット・マン
製作 ジェームズ・ハリス
マーク・レイン
スコット・マン
クリスチャン・マーキュリー
デヴィッド・ハリング
製作総指揮 ロマン・ヴィアリ
ジョン・ロング
ダン・アスマ
出演者 グレイス・キャロライン・カリー
ヴァージニア・ガードナー
音楽 ティム・デスピック英語版
撮影 マグレガー英語版
編集 ロブ・ホール
製作会社 Tea Shop Productions
バズフィード・スタジオ
配給 アメリカ合衆国の旗 ライオンズゲート
日本の旗 クロックワークス
公開 アメリカ合衆国の旗 2022年8月12日[1]
日本の旗 2023年2月3日[2]
上映時間 107分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $3,000,000[3]
興行収入 アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $7,240,521[4]
世界の旗 $17,363,261[4]
次作 Fall 2[5]
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FALL/フォール』(原題:Fall)は、2022年アメリカ合衆国スリラー映画。監督はスコット・マン英語版、出演はグレイス・キャロライン・カリーヴァージニア・ガードナーなど。地上から610メートル強もの高さにある、老朽化したTV電波塔の頂上に取り残された若い女性2人のサバイバルを描いている[6]

ストーリー[編集]

プロローグ
冒険好きな夫婦のベッキーと、夫のダン。しかし、夫のダンはフリークライミング中の事故で亡くなり、ベッキーは1年が経っても悲しみに暮れていた。
心配する父親のジェームズともケンカになり、女友達でクライマー仲間のハンターはそんなベッキーを元気づけようと、新たなクライミングに誘う。
序盤
2人が登るのは、人里離れた荒野に建つ「高さ600メートルの解体寸前のテレビ塔」だった。足をかけると折れるほど錆びついたハシゴを慎重に登りながら、なんとか頂上へ到達する2人。ベッキーは夫の遺灰をそこから撒くことで彼を偲び、新たな1歩を踏み出す決意を示す。
しかし、帰路のためハシゴを降りた際、地上に降りるための唯一の手段だったハシゴが突然崩落してしまう。地上では繋がった携帯電話も高度のためか圏外で助けを呼ぶこともできず、2人は600メートルのテレビ塔の頂上の狭い足場に取り残されてしまう。
中盤
携帯電話を靴で包んで地上に落とし、救助要請の通信を試みるベッキーたち。近くにオンボロのキャンピングカーを停めていた2人連れが携帯を拾ったが、その2人は塔の上で助けを求める人影に気づきながら、ベッキーたちの車を盗んで逃げ去ってしまった。
2日目、狭い足場で一夜を過ごしたベッキーとハンターは、水が入ったリュックを回収しようと考える。リュックはハシゴが崩れた時に落ち、塔の途中のアンテナに引っかかっていた。短すぎるロープで降り、リュックの回収を試みるハンター。なんとかリュックは回収され、ハンターも頂上の足場に戻った。
持参したドローンに手紙を付けて、彼方に見えるモーテルまで飛ばそうと計画するベッキーたち。しかし、ドローンはバッテリーが切れかけていた。廃棄されるテレビ塔だが頂上に照明が灯り、電源がある事に気付いたベッキーは、更に10メートルの細いアンテナを登って、電球のソケットからの充電に成功した。
終盤
3日目。ハゲワシに襲われながら、モーテルに向けてドローンを飛ばすベッキーたち。しかし、ドローンはモーテルの直前で走行中のトラックと接触し路肩に落ちてしまった。
その後、「これまで共にいたハンターが幻影だった」とベッキーは気付く。2日目にリュックを取りに降りたハンターは、ロープで登ることが出来ずにアンテナ部分に墜落死しており、親友の死というショックを受け止めきれないベッキーは、妄想に駆られていたのだ。
ラスト
4日目。死にかけたベッキーを捕食するため近づいてきたハゲワシを捕まえて、生肉を食べたベッキーは生気を取り戻す。その後、アンテナ部分まで降下して、ハンターの靴にスマホを入れて、更にハゲワシに食われて開いたハンターの腹にその靴を詰め込んで、ハンターを落下させ、データ送信することに成功する。
ベッキーの父親のもとに届いた娘からのメッセージにより、警察による救助が行われ、ベッキーは無事に地上へと帰還を果たした。駆けつけた父親と抱き合う中で、物語は終わりを告げる。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹替。

出典[編集]

  1. ^ Griffin, David (2022年6月8日). “Fall: Exclusive Trailer and Movie Poster Reveal” (英語). IGN. 2022年6月9日閲覧。
  2. ^ 地上600mの絶望 モンスター級のTV塔に取り残される「FALL フォール」23年2月公開&予告披露【高所恐怖症の方は閲覧注意】」『映画.com』、2022年11月23日。2023年2月3日閲覧。
  3. ^ Spangler, Todd (2022年8月9日). “Lionsgate's Fall Used Deepfake-Style Tech to Change 30-Plus F-Bombs, Bringing Movie From R to PG-13 Rating” (英語). Variety. 2022年8月10日閲覧。 “had a production budget of about $3 million”
  4. ^ a b Fall” (英語). Box Office Mojo. 2023年10月1日閲覧。
  5. ^ 「FALL フォール」続編を製作”. 映画.com. 2024年6月2日閲覧。
  6. ^ FALL/フォール”. WOWOW. 2023年10月1日閲覧。

外部リンク[編集]