長久寺 (土岐市)
長久寺 | |
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所在地 | 岐阜県土岐市駄知町1602 |
位置 | 北緯35度19分39.65秒 東経137度13分52.25秒 / 北緯35.3276806度 東経137.2311806度座標: 北緯35度19分39.65秒 東経137度13分52.25秒 / 北緯35.3276806度 東経137.2311806度 |
山号 | 天堂山 |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 寛正2年(1461年) |
開山 | 蘭室 |
開基 | 真光 |
中興年 | 寛文6年(1666年) |
中興 | 6世黙叟 |
札所等 | 中部四十九薬師33番 |
法人番号 | 5200005008468 |
長久寺(ちょうきゅうじ)は岐阜県土岐市駄知町にある阿弥陀如来を本尊とする臨済宗妙心寺派(東海派桂春院下)の寺院。山号は天堂山。中部四十九薬師霊場33番札所である。
寛正2年(1461年)、三州長興寺2世蘭室を開山に迎えて真光が建立した。創建時は臨済宗東福寺派に属していた。寛文4年(1664年)に火災に見舞われ堂宇を焼失。寛文6年(1666年)に6世の黙叟和尚が中興を果たす。宝永年間(1704年-1711年)に臨済宗妙心寺派に転派。天保5年(1834年)に再び焼失し、安政元年(1854年)に13世黙岳和尚の手により再中興を遂げた。
境外のにある駄知町2100-1にある駄知薬師堂は当寺の管理でもとは大峰山の山頂にあり、火災に遭った際に本尊の薬師如来が光を放ち熱田の海を照らして魚が獲れなくなったという。そのため熱田の漁民が光をたよりに薬師如来を見出し、現在の薬師堂に改めて祀ったという伝説がある。薬師堂の棟札には元禄16年(1703年)の建立とある。寺には別の薬師如来を勧請して本堂の脇間に祀り、中部四十九薬師霊場の33番札所となっている。
参考文献[編集]
- 冨永航平 『中部四十九薬師霊場巡礼』 p158-161 1999年