田中綾華
たなか あやか 田中 綾華 | |
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生誕 |
1993年5月3日(31歳) 日本 東京都中野区(練馬区育ち) |
出身校 | アグリイノベーション大学校 |
職業 | バラ農園経営者 |
肩書き |
ROSE LABO株式会社 代表取締役社長 農業女子プロジェクト(農林水産省)メンバー |
受賞 |
「Forbes NEXT100」 「GSEA学生起業家」日本代表 「マイナビ農業アワード」最優秀賞 「SNB女性起業家賞」 「渋沢栄一ビジネス大賞」 |
公式サイト |
田中綾華 (@ayaka_tanaka62) - X(旧Twitter) 田中綾華 (@ayakatanaka.roselabo) - Instagram |
田中 綾華(たなか あやか、1993年 - )は日本の実業家、バラ農園経営者、ROSE LABO株式会社 代表取締役社長。東京都中野区生まれ、練馬区育ち。二松學舍大学中退、アグリイノベーション大学校卒業。
概要[編集]
東京都中野区出身。サラリーマン家系に生まれる(非農家)。バラに魅了され、二松學舍大学中退後、食用バラ農家にて修行をし、2015年(平成27年)22歳のときに「誰よりもバラを愛し、バラに愛される企業」を目標に「ROSE LABO(ローズラボ)株式会社」を設立。
「GSEA学生起業家」日本代表をはじめ「マイナビ農業アワード」最優秀賞、SNB女性起業家賞、渋沢栄一ビジネス大賞ほか多数受賞。自称「キラキラ系じゃなくてメラメラ系起業家」。「食べられるバラ」を自社栽培。バラを加工した化粧品を販売、飛び込み営業を始め、約200店舗で常設販売中[1]。
現在、バラ農園経営者として埼玉県深谷市にある農園と、営業事務所がある東京都港区行き来する。栽培するバラは鑑賞用ではなく食用。エディブル・フラワー(食用花)として高級スーパーや契約レストランに卸している[2]。農林水産省 農業女子プロジェクトメンバー。「6次産業」の農家として、講義、セミナーなどを行っている。
経歴[編集]
1993年(平成5年)東京都中野区生まれ。起業家だった曽祖母の影響で幼い頃からバラが好きになる[3]。曾祖母は夫が早く亡くなり、引き継いだ会社を経営していた[4]。
幼少期より友達と楽しく毎日を過ごすことが第一で、特技や趣味に熱中したり、目標を立てて何かに没頭するといったこともなく、いわば漠然と過ごしてきた[5]。
2012年(平成24年)二松學舍大学に入学[4]。夢を持っている大学時代の友人たちに接し、また当時読んだアレックス・シアラー著『青空のむこう』に触発され、「自身の人生」「生と死」「自身の進む道」などを考えるようになり、好きな「バラ」を仕事にしたいと思うようになった。その思いが募ると大学を中退し、単身、大阪のバラ農家に弟子入り、そこで2年間修業した[3][2]。
独立のための農園用地を埼玉県深谷市に見つけると、2015年(平成27年)9月に独立し、「ROSE LABO」を設立。当初は「バラ」がうまく育たず、アルバイトをしながらの農園経営であった。当時は、早朝から埼玉で農園作業、昼頃からは東京で営業、夜は埼玉でアルバイトといった生活だったという[3]。バラ栽培技術向上のため、2016年(平成28年)にアグリイノベーション大学校入学、またそこで紹介を受けた大分のバラ農家の指導も受け、バラ栽培が軌道に乗る様になり、アルバイトに頼ることなくバラ農園に専念できるようになった[6]。同年、世界56ヵ国から世界一の学生起業家を決める「GSEA学生起業家」日本代表に選出。食品や化粧品開発もあり、創業3年にして年商1億円を突破する様になった。[3]。
2019年(令和元年)8月、東京・南青山に初の直営店をオープン。同年9月20日「マイナビ農業アワード」で最優秀賞を受賞[7]。同年11月15日「SNB女性起業家賞」受賞。高齢化が進む農業の世界で6次産業化を進めていることが評価[8]。
2020年(令和2年)2月5日、新たな事業・革新的な技術開発を表彰する「渋沢栄一ビジネス大賞」受賞[9]。
2022年(令和4年)29歳にNOW会社を設立。12月、柴咲コウが代表を務める「レトロワグラース」文化人枠として専属マネジメント契約を締結[10][11]。
2023年(令和5年)Forbesが選ぶ新起業家100人「Forbes NEXT100」の1人に選出。
人物[編集]
- 身長171cm、独身。愛犬家。ビション・フリーゼの犬種で『とろろ』という犬を飼っている。名前の由来は毛が白いからで度々自身のSNSに登場する[1]。休日の過ごし方は読書を好む。ハマっていることは日本酒とサウナ [12]
- TOKIO城島茂のインタビューに「農家は魔法使い。育てた作物をいろいろな形に変えられるのは農家だけ」と答える[3]。
出演[編集]
書籍[編集]
- 『農業フロンティア 越境するネクストファーマーズ』(文藝春秋、川内イオ・著、2021年10月20日) ISBN 978-4166613366 - 農業に携わる成功者10人の1人として寄稿
ラジオ[編集]
- 地方創生プログラム ONE-J(TBSラジオ)[13]
- 望月智之 イノベーターズ・クロス(ニッポン放送)[14]
雑誌[編集]
ROSE LABO[編集]
東京事業所が入る六本木ビル | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒366-0814 埼玉県深谷市大谷 東京事業所:東京都港区六本木 |
設立 | 2015年9月7日 |
業種 | 水産・農林業 |
法人番号 | 3011603001686 |
事業内容 | 自社農園で栽培した農薬不使用の「食べられるバラ」のオリジナル原料供給、「食べられるバラ」由来の食品 / 化粧品のオーガニックブランド事業 |
代表者 | 田中綾華 |
資本金 | 8,000万円 |
外部リンク | https://www.roselabo.com |
埼玉県深谷市に本社を構える。土を使用しない水耕栽培で、農薬を使わずに「食用バラ(エディブルフラワー)」の栽培を行う。約1,000坪の農場で食用バラのみ栽培をしており、栽培施設、生産、出荷過程から商品企画、販売まで自社で運営する。2015年9月7日設立。代表取締役社長は田中綾華。
事業内容[編集]
- 自社農園で栽培した農薬不使用の「食べられるバラ」のオリジナル原料供給
- 「食べられるバラ」由来の食品 / 化粧品のオーガニックブランド事業
脚注[編集]
- ^ a b 「ローズラボ」代表の看板娘が、食用バラの可能性を全力で追求していた
- ^ a b 21世紀少女 vol.32 華と夢のある仕事で生きていくバラ農園経営者、田中綾華
- ^ a b c d e 週刊ニュースリーダー2022年10月29日(土)テレビ出演時にて
- ^ a b 【読売新聞】「無個性」だった女子学生、人生と向き合い家を飛び出す…「食用バラ」にかけて起業
- ^ 川内イオ (2021年10月28日). “大学中退し「食用バラ」で起業した女性の波乱万丈 新商品でピンチを乗り切り、年商1億円を超えた”. 東洋経済新報社. p. 2. 2023年1月21日閲覧。
- ^ 川内イオ (2021年10月28日). “大学中退し「食用バラ」で起業した女性の波乱万丈 新商品でピンチを乗り切り、年商1億円を超えた”. 東洋経済新報社. p. 5. 2023年1月21日閲覧。
- ^ 「マイナビ農業 アワード2019~関係人口を増やそう~」に応募ありがとうございました。受賞者を発表いたします
- ^ 【NHK】教えて先輩! バラ農家 田中綾華さん|NHK就活応援ニュース
- ^ 【埼玉県ホームページ】渋沢栄一ビジネス大賞受賞企業について
- ^ 【柴咲コウ】注目株の女性社長!田中綾華がレトロワグラースに所属
- ^ 柴咲コウが代表を務めるレトロワグラースに文化人枠として、“食用バラ”で起業・注目株の女性社長【ROSE LABO】田中綾華が専属マネジメント契約を締結。
- ^ 【はたらきガール】バラ農家・田中綾華さん「保母さんに近い感覚でバラに接しています。バラを通して世界中の人を美しく、健康にしたい
- ^ 【TBSラジオ】バラの可能性を広げる埼玉県深谷市のバラ農家
- ^ 【イノベーターズ・クロス】ROSE LABO株式会社 田中綾華さんと対談しました
- ^ 田中綾華Twitter「Forbesさんに掲載頂きました!」
- ^ 国立国会図書館「特集 農林水産物・食品のブランディング向上」
外部リンク[編集]
- コーポレートサイト - ROSE LABO株式会社