上田丸子電鉄モハ5260形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上田丸子電鉄モハ5260形電車(うえだまるこでんてつモハ5260がたでんしゃ)

上田丸子電鉄および上田交通(1969年5月31日付で上田丸子電鉄より社名変更)においてモハ5260形の形式称号を付与された電車は以下の通りである。いずれも他社からの譲渡車両を種車として導入したものである。

  • モハ5260形5261(初代) - 伊那電気鉄道が保有した木造車体の買収国電を1954年(昭和29年)に払い下げを受け、導入した車両である。1959年(昭和34年)に車体載せ替えによって鋼体化改造が実施され、モハ5271形5271(初代)と改称・改番された。
  • モハ5260形5262・5263 - 信濃鉄道が保有した木造車体の買収国電を1954年(昭和29年)と翌1955年(昭和30年)の二度にわたって払い下げを受け、導入した車両である。1958年(昭和33年)に実施された制御装置換装に際してモハ5360形5362・5363と改称・改番されたのち、1960年(昭和35年)に車体載せ替えによって鋼体化改造が実施され、モハ5371形5371・5372と再び改称・改番された。
  • モハ5260形5261(2代) - 1978年(昭和53年)に長野電鉄よりモハ200形を譲り受け、導入した車両である。1986年(昭和61年)10月1日に実施された別所線の架線電圧1,500V昇圧時まで在籍した。