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テルル化カドミウム水銀(テルルかカドミウムすいぎん、Mercury cadmium telluride、MCT、HgCdTe)は、水銀、カドミウム、テルルから成る3元合金である。半導体であるため、光起電型の光検出器として赤外線の検出などに用いられている。
HgCdTeは、閃亜鉛鉱型構造をとる。
HgCdTeバンドギャップ(eV)の組成(x)依存性と温度依存性。
HgCdTeカットオフ波長(
µm)の組成依存性と温度依存性。
テルル化カドミウムとテルル化水銀の組成比を変えることで、物性を調整することができる。