チョーク病
チョーク病(チョークびょう、英: chalk disease)とはハチノスカビ Ascosphaera apis感染を原因とするミツバチの感染症。日本では家畜伝染病予防法において届出伝染病に指定されており、対象動物はミツバチ。幼虫の灰白色ミイラ化を特徴とする。
概要[編集]
病原体は環境中に常在し換気状態が悪いと発生し易く、日本では特に梅雨期から初夏にかけて発生するが、多湿で風通しが悪い場合は春から秋まで発生することがある。予防にはエチレンオキシドガスの燻蒸を行うが、巣箱内の風通しを改善することが最大の予防となる。
参考文献[編集]
- 清水悠紀臣ほか編『動物の感染症 = Infectious diseases of animals』近代出版、2002年。ISBN 4874020747。
- ミツバチ科学玉川大学