ジョルト・コーラ
ジョルトコーラ(JOLT cola)はアメリカのウエット・プラネット・ビバレッジとECC Jolt, LLCから発売されたコーラ。かつては日本でもUCCによって販売されていた(後述)。
概要[編集]
特徴はカフェイン2倍(×2)と砂糖100%である。その味は強烈で、強い炭酸の後にカフェインの苦味が長く残る。
アメリカでは「JOLT CHERRY BOMB」の大ヒットを皮切りに「JOLT espresso」など新作を立て続けに発売し、一大ブランドへと成長した。2005年から乾電池を模したボトル缶にリニューアルして(アメリカではペットボトル主流でボトル缶飲料はほとんど無かった)、非常に人気を博した。なお、リニューアル版は砂糖100%ではなかった。
2009年、ウエット・プラネット・ビバレッジ社が破産を申請。ジョルト・コーラの生産・販売は終了した。
2017年8月にGeek.com上で、バラエティ・ストアのダラー・ゼネラルがジョルト・コーラを2017年9月に販売すると公表した。[1]
2008年当時のラインナップ
- POWER COLA(パワーコーラ)
- ULTRA(ウルトラ) - レッドブルに対抗すべく発売された栄養炭酸飲料。糖分不使用。
- CHERRY BOMB(チェリーボム)
- BLUE RASPBERRY(ブルーラズベリー)
- ORANGE BLAST (オレンジブラスト)
- WILD GRAPE(ワイルドグレープ)
2017年以降のラインナップ
- Original
日本[編集]
日本では1990年2月1日にUCCがライセンス生産及び販売を開始。ビートたけしを起用した「ジョルト党キャンペーン」などを行ったが、その味は万人受けするものではなく市場で苦戦を強いられた[2]。1995年に味をマイルドなものに変更するも市場の反応は今ひとつで[2]、細々と生産された末2001年に生産終了となった。製品の感想を聞かれたたけしは冗談交じりに「カフェインと砂糖二倍で太るよ」と『北野ファンクラブ』内でつぶやいている。 また、たけしはCM内で「ジョルト以外のコーラを飲むことは、とりあえず人前では避ける」と言っておきながらも、「党則」を破りゴルフ場など他人の目がある所で他社のコーラをガブガブ飲まないで下さいとUCC上島珈琲の人に注意された事もある。
脚注[編集]
- ^ “JOLT Cola is Coming Back, With O.G. Cans”. Geek.com (2017年8月30日). 2017年8月30日閲覧。
- ^ a b コーラ四季報 2001年7月号 第2特集 さよならJolt Cola
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- ジョルトコーラ公式サイト(英語)
- Jolt Cola (RealJoltCola) - Facebook
- Jolt Cola (@RealJoltCola) - X(旧Twitter)
- Jolt Cola (@realjoltcola) - Instagram