シンシア・ワイル
シンシア・ワイル(Cynthia Weil、1940年10月18日 - 2023年6月1日)はアメリカ合衆国の作詞家。ブリル・ビルディングを代表するソングライターの一人。シンシア・ウェイルとも表記される。
略歴[編集]
ニューヨークのユダヤ人の家庭に生まれる。女優やダンサーとして訓練を受けたが、まもなく作詞の才能を示し、ロック草創期に数々のヒット曲を生む。1961年、共作者のバリー・マンと結婚。映画のためにマンと共作した作品は、グラミー賞やアカデミー賞に度々ノミネートされている。
1987年、夫と共にソングライターの殿堂入りを果たした。
2023年6月1日、死去[1]。82歳没。
代表作[編集]
- ライチャス・ブラザーズ 「ふられた気持(You've Lost That Lovin' Feelin')」
- ザ・ロネッツ 「恋の雨音(Walking in the Rain)」
- ドリフターズ 「オン・ブロードウェイ(On Broadway)」
- キャス・エリオット 「メイク・ユア・オウン・カインド・オブ・ミュージック(Make Your Own Kind of Music)」
- B・J・トーマス 「君を信じたい(I Just Can't Help Believing)」
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ “「ふられた気持ち」作詞家シンシア・ワイルさん死去 82歳 ライオネル・リッチーにも楽曲提供”. 読売新聞オンライン (2023年6月3日). 2023年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月3日閲覧。
外部リンク[編集]
- マン&ワイル公式サイト
- シンシア・ワイル - IMDb(英語)